ルームフレグランスに適用されるEU規制とは?

欧州で雑貨としてルームフレグランス (ディフューザー、キャンドル、お香など)を販売する場合、CLP規則による有害物質の分類とラベル表示、REACH規則による化学物質制限、IFRA基準による香料安全管理等の規制に遵守する必要があります。

これにより、製品の安全性と法令適合性を確保した上でEU市場に流通させることが可能です。

SDS作成 & CLP監修

当社では、CLP規則に対応した最終製品のSDSを作成後、同SDSに記載されている化学物質の危険有害性情報、組成情報および暴露シナリオなどのデータをもとに、製品のCLPラベル(GHSラベル)作成を監修します。

これにより、ラベル上の危険性表示、注意喚起文言、絵表示(ピクトグラム)、適正な保管・取扱い情報が規則に適合していることを確認するとともに、誤解を招く表現や情報漏れがないかもチェックします。

UFI番号の取得

UFI(固有処方識別子)とは、製品ラベルへの記載が必要な16桁の英数字コードです。各UFIは単一の混合物組成と紐付けられ、ラベル上のUFIと書類に申告された成分情報を紐づけします。このUFI番号は、キャンドルの販売対象市場において、毒物情報センター通知ポータルを通じた製品届出に不可欠な役割を担います。

欧州ポイズンセンター(PCN) 届け出

欧州では、有害性のある混合物の届け出が義務付けられています。

提出された情報は各加盟国のポイズンセンターに共有され、これらの製品によって事故が起きたときに、毒物センターから医療情報等必要な情報が得られるシステムになっています。

EU加盟国内の認定代理人の設置

2024年12月13日以降、ルームフレグランスなどの一般消費者向け製品については欧州域内に認定代理人 : AR を置くことが義務付けられました。認定代理人の氏名・住所・連絡先は、製品ラベルに明記しなければなりません。

輸入業者がこの役割を担うことも可能で、その場合はキャンドルに関するすべての試験結果および安全性評価を含むテクニカルファイルを輸入業者の住所で管理する責任を負います。あるいは、書面による正式な委任を通じて当社のような第三者を認定代理人として指定することもできます。

弊社にて対応可能なフレグランス商品

アロマオイル、キャンドル、ディフューザー、インセンス(お香)、ルームスプレイなど

CLP規則とは? 

Classification, Labeling and Packaging Regulation
REGULATION (EC) No 1272/2008

CLP規則1272/2008は、物質および混合物の分類、表示および包装に関する規則です。

イギリスを含む欧州 32カ国へキャンドル、ディフューザー、アロマセラピーグッズなどのフレグランス雑貨を輸出する場合、CLP規則への遵守が必要となります。

一般的にキャンドルやリードディフューザーなどのフレグランス製品には、香りのベースとしてエッセンシャルオイルやフレグランスオイルが使用されています。

これらに含まれる成分の多くは、目や皮膚を刺激する物質で、環境にも有害な物質であることが知られています。このため、有害とみなされる物質が含まれている場合は、CLP規制に準拠したラベリングが義務化されています。

消費者の安全を第一に保証し厳しい罰則を回避するためには、販売を開始する前に、製品の組成、ラベル、技術的書類を慎重に評価することが重要となります。

TAOBÉは、これらのフレグランス雑貨の法規制において、EU規制への準拠を保証するために、規制へのコンプライアンス対応をご提供しています。

インセンス、ディフューザー、キャンドルなどのコンプライアンスチェック、および欧州向けのSDS作成については、お気軽にお問合せ下さい。